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減損損失の発生、連結業績予想の修正、及び単体業績に係る関係会社株式評価損の発生に関するお知らせ

平成30年3月期(平成29年4月1日~平成30年3月31日)において、下記のとおり減損損失が発生する見込みとなりました。これに伴い、平成29年10月30日に公表した平成30年3月期の連結業績予想を、下記のとおり修正いたします。また、単体業績に係る関係会社株式評価損が発生いたしますので、お知らせいたします。
 

1.減損損失の発生について

(1)減損損失について
当社連結子会社である株式会社タイヤワールド館ベスト(以下、タイヤワールド館ベストという。)において、直近の業績動向等を踏まえ今後の回収可能性を慎重に検討した結果、同事業に係る有形固定資産の一部(126百万円)及び同社株式取得時に計上したのれん未償却残高の全額(1,193百万円)を減損損失として計上する見込みであります。

(2)減損損失の発生の背景について
当社グループは、主力事業である自動車関連情報事業の成長を図るため、平成27年4月に主に国産タイヤ販売を手掛けるタイヤワールド館ベストを子会社化いたしました。同社では、EC販売の強化に伴う販路拡大により、事業計画達成に向け取り組んできたものの、平成29年4月以降においてタイヤ原材料価格の高騰に伴う仕入価格の上昇に対する販売価格への価格転嫁に遅延が発生していることなどを主たる要因として、足元の利益水準が低下しております。
 こうした中、直近の市場環境、競合動向に鑑み、現時点において当初立案した投資回収計画の達成は困難であると判断するに至ったことから、この度、有形固定資産の一部及びのれん未償却残高の全額を減損損失として計上する見込みであります。

(3)今後について
当社グループの主力事業である自動車関連情報事業の事業領域拡大を図っていくため、引き続きタイヤワールド館ベストの業績回復を目指してまいります。業績回復に向けた取組みといたしまして、市販用タイヤ市場におけるEC販売の進展に対応するため、タイヤワールド館ベストにおきましては、MOTOR GATEショッピングの稼働率向上を通じた販路拡大、物流施設の拡張を通じた物流機能の強化及び不採算店舗の統廃合等によって、業績回復に向けた取り組みを強化してまいります。

2.連結業績予想の修正について

(1)平成30年3月期 連結業績予想数値の修正について(平成29年4月1日~平成30年3月31日)

(2)修正の理由について
①売上高
主にタイヤ・ホイール販売を手掛けるタイヤワールド館ベストにおいて、タイヤの販売数量は堅調に推移したものの、販売単価が計画を下回りました。また、中古車輸出を手がける株式会社キングスオートにおいて、主にミャンマー向けの中古車輸出台数が当初計画を下回って推移していることなどから、平成30年3月期の売上高につきましては、61,929百万円に業績予想を修正いたします。

②営業利益・経常利益
売上高・売上総利益が計画を下回る見込みであるものの、販売費及び一般管理費が計画を下回る見込みであることから、平成30年3月期の営業利益につきましては、前回発表予想の3,700百万円とし、経常利益につきましては、3,868百万円に業績予想を修正いたします。

③親会社株主に帰属する当期純利益
前述の要因に加え、主にタイヤワールド館ベストの直近の業績動向等を踏まえ、今後の回収可能性を慎重に検討した結果、同事業に係る有形固定資産の一部(126百万円)及び同社株式取得時に計上したのれん未償却残高の全額(1,193百万円)を減損損失として計上する見込みであることなどから、平成30年3月期の親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、606百万円に業績予想を修正いたします。

3.単体業績に係る関係会社株式評価損の発生について

上記1.の理由に加え、当社連結子会社であるPROTO MALAYSIA Sdn. Bhd.(以下、PROTO MALAYSIAという。)の純資産が減少したことなどより、単体業績において、関係会社株式評価損1,970百万円(タイヤワールド館ベストにて1,809百万円、PROTO MALAYSIAにて160百万円)を特別損失として計上する見込みであります。なお、当該関係会社株式評価損は、単体業績のみに計上され、連結業績への影響はありません。

(注)連結業績の確定値は、平成30年5月11日(金)発表予定であります。
(注)本資料に記載されている業績予想数値につきましては、本資料の発表日現在において得られた入手可能な情報に基づいて算定しておりますが、予想に内在する不確定要因等により、実際の業績は上記に記載した予想数値と異なる可能性があります。

以 上

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