デジタルマーケティングでモビリティ業界の未来を創る。GDチームが挑む「共創」の最前線

2026/04/09 モビリティ事業

プロトコーポレーションのIT部門において、広告運用を通じたビジネス支援を担う「GDチーム」。外部広告の戦略立案から運用管理までを一貫して手がけ、技術的な側面からクライアントの成果最大化を支えるソリューション・ユニットです。

具体的な役割は多岐にわたります。営業担当に同行してのヒアリングから、データ分析に基づくメディアプランニング、さらには運用パートナーとの細やかな調整までをワンストップで完結。営業と運用の「ハブ」として、課題解決に向けた最適なプロモーション戦略を策定・実行します。

彼らが目指すのは、単なる広告の枠売りではありません。クライアントと共に歩み、モビリティ業界全体を活性化させる「共創」の実現です。今回は、チームを牽引するリーダーの上野さんと、最前線に立つ有井さんに、その独自の取り組みと信念を詳しく聞きました。

キャプション>(写真左から)ITソリューション2部:有井さん、ITソリューション2部:上野さん

デジタルマーケティングの使命:正しい情報を「価値」に変え、販売を促進する

── まず、モビリティ業界におけるデジタルマーケティングの役割について教えてください。

上野さん:現在のモビリティ業界、特に中古車販売の現場では、深刻な「デジタルギャップ」が起きています。ユーザー(買い手)側は急速にデジタル化し、スマホ一つで高度な比較検討を行っている一方で、販売店様側は依然としてアナログな商習慣や、デジタル化への不安を抱えているケースが少なくありません。

有井さん:そうですね。だからこそ、私たちの役割は単に「広告を出して終わり」ではないんです。クライアントが持つ「他社にはない強み」を正しくデジタル上の言語に変換し、それを必要としているユーザーへ届ける。その橋渡しをすることで、最終的な「販売促進」という目に見える成果に繋げることが、私たちの存在意義だと思っています。

上野さん: 私たちがデジタルの力で販売店様の経営を支援することは、業界全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)を底上げすることにも繋がります。このギャップを埋めた先にこそ、モビリティ業界の明るい未来があると信じています。

報告の「付加価値」── 数字の裏側にある「意味」を伝え、店舗の営業を支える

── 抽象的なビジョンだけでなく、具体的な「報告業務」においても非常に高いこだわりを持っていると伺いました。

有井さん: はい。私たちは、クリック数や単価といった「数字」を報告するだけの存在にはなりたくないんです。大切なのは、その数字の裏側にある「意味」をどう捉えるか。例えば、数値が悪化した際にそれを、「なぜそうなったのか」という背景と、次に打つべき手立てをセットで提示することを徹底しています。

上野さん: 私たちが提供しているのは、単なる広告レポートではなく、店舗経営のための「マーケティングデータ」なんです。Web上の反応だけでなく、ユーザーの年齢層や性別、行動特性といった属性情報を深く分析して共有します。

有井さん: 広告の結果をWebの中だけで完結させない。クライアントと同じ目線に立ち、店舗の売上という「同じゴール」を目指すパートナーでありたい。その想いが、私たちの報告スタイルに現れているのだと思います。

「決して諦めない」姿勢。プロ集団としての誇りと、チームの改善文化

── 期待通りの成果が出ないなど、困難な場面も多いかと思います。どう乗り越えていますか?

有井さん: 私は「決して諦めない」こと、そして「多角的な視点を持つ」ことを信条としています。広告のデータだけを見て解決策が見つからない時は、クライアントの実際の販売データや市場動向まで、泥臭く数字を読み解きます。多角的に分析を繰り返せば、必ず壁を突破するヒントが見えてくるんです。

上野さん: 有井さんの執念のような、メンバーの姿勢を、チーム全員で支えるのがGDチームのスタイルです。「一人で抱え込ませない」という文化が根付いていて、少人数のチームだからこそ、プロセスの共有や密なコミュニケーションを大切にしています。

有井さん: 良いことも悪いことも、忖度なしに言い合える関係性が心強いですね。プロとしてお互いを尊重しているからこそ、常に「もっと良くできるはずだ」という改善のサイクルを回し続けられるんです。

未来への展望:営業とITを繋ぐ「くさび」となり、新たな価値を創出する

── 最後に、これからのGDチームが描くビジョンを教えてください。

有井さん: デジタル広告の最大の強みである「計測可能性」を極限まで突き詰めたいです。単に「効率が良かった」で終わるのではなく、クライアントの事業成長にどれだけ寄与したかを証明し続けたい。関わるすべての人が「このチームと一緒に仕事をして良かった」と心から思える状態を作ることが目標です。

上野さん: 私たちは、IT部門の中で「営業とITを繋ぐ、くさびのような存在」になりたいと考えています。現場のリアルな課題をITの力で解決し、よりインパクトのある支援体制を構築していく。既存の枠組みに捉われず、私たちが「プロフェッショナル集団」として先陣を切ることで、プロトコーポレーション、そしてモビリティ業界全体の未来を切り拓いていきます。

【インタビュアー後記】

「伴走者」として、業界の地平を切り拓く背中

インタビューを通じて強く感じたのは、GDチームのメンバーが持つ「クライアントへの圧倒的な当事者意識」でした。彼らにとって広告運用は目的ではなく、あくまでクライアントの経営課題を解決するための「手段」に過ぎません。

販売店と同じ景色を見、同じ痛みを分かち合いながら、デジタルのプロとして確かな解を導き出す。その姿は、単なるIT部門の枠を超え、モビリティ業界の変革を支える「頼もしきパートナー」そのものでした。

「デジタルで未来を創る」という言葉が、決して飾りではない。彼らの熱き眼差しと、数字の先にある人間を見つめる真摯な姿勢に、業界の新たな可能性を見た気がします。